ROCBULL GAMEレポート
明治安田PIRATES戦


対戦相手 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL 戦績
ROCBULL 14 3 0 6 23 0勝5敗
明治安田PIRATES 6 7 6 7 26 1勝4敗

命運を賭けた一戦

ROCBULLのXリーグ最終戦は4敗同士の明治安田パイレーツ(以下、パイレーツ)との対戦となった。勝ったチームは今季1勝を挙げ、Xリーグ残留が決まる。互いに負けることのできない一戦、緊張をはらんだ空気の下ROCBULLのキックオフで試合は始まった。 先に先制点で勢いをつけた方がメンタル面でも圧倒的優位に立てる。パイレーツは序盤から積極的にパスを放ってダウンを奪い、ROCBULL陣41Y地点まで進撃してパントする。ROCBULLの初回の攻撃は自陣20Yからのスタートとなったが、ダウンを1回更新しただけで再び攻撃権はパイレーツに移る。ラン中心で攻めるROCBULLに対し、パイレーツはパスで攻め込む。だがROCBULLはこのパスに喰らいつき、DB#25中島がインターセプト。

ROCBULL自陣37Y地点から、エンジンのかかり始めた両チームの攻防が始まった。ROCBULLは徹底してラン攻撃を選び、少しずつ前進。そしてついにパイレーツの間隙を縫って、狙い済ましたようにRB#33滝田が一気に飛び出した。43Yを走って先制のTD。TFPも決めて、ROCBULLがまず7-0とリードした。だが、なんとしても第1Qを制したいパイレーツも、次々にパスを放つ。ROCBULLディフェンスは徐々に翻弄され、ゴールラインまで37Y地点からとうとうTDを許してしまう。TFPを外して7-6となるが、パイレーツ陣は追う者の意気込みで士気が上がり、逆にROCBULLにはピンチを背負う重々しいムードが漂いかけた。ところがここで、パイレーツのキックオフをRB#11櫻井がレシーブし、なんとそのまま駆け抜けキックオフリターンタッチダウンを決める。14-6と、序盤の攻防は明らかにROCBULLが制した。






パイレーツはまだあきらめない。第2Q開始時点でROCBULL陣18Yまで迫ってきた。このピンチに、DL#56高橋が敵QBを倒し、12Y押し戻す値千金のタックルをみせた。 TDは防げたものの、パイレーツのパントでROCBULLは自陣11Yからの攻撃となり、まだ油断はできない。ファーストダウンを獲れないままパントするが、これをパイレーツが34Yリターンする。再び自陣11Yからのディフェンスでピンチを迎えるも、あわやTDかと思われたパイレーツのパスを、DL#56高橋がインターセプトして再度ROCBULLの危地を救う。

ここからの攻撃でダウンは更新できなかったが、ようやくセンターラインまで押し戻すことができた。ここを守りきって決定的な追加点を得たいROCBULLだが、この大事な局面で15Y罰退のファウルをとられる。何度も守ってきた自陣10Y地点からのディフェンスで、粘り強いパイレーツのパスがついに決まりTD。14-13と追い上げられてしまった。しかしROCBULLは前半最後の攻撃でRB#33滝田が大きくゲイン。敵陣深く食い入り、第2Q終了間際にK/P#10畑木のFGが成功して17-13とし、勝敗の行方を後半に残したまま前半を終えた。

第3QはROCBULLの攻撃から始まった。RB#33滝田にボールを集め、ランで攻めるがパイレーツはROCBULLのオフェンスの動きを読み始める。苦しい攻撃のなか、QB#9藤原が自ら14Yをゲインして1stダウン獲得まであと1Y。ギャンブルを選択したROCBULLはこれを成功させた。が、ここから一気に攻めようと放ったパスがパイレーツにインターセプトされてしまう。攻守とも波に乗ろうとするパイレーツだが、パスが通らず、パントにも失敗。一方で相手のミスに助けられた形のROCBULLもファーストダウンを奪えず、第3Q残り約3分で再びパイレーツの攻撃を迎える。追う者の強さか、パイレーツは左右へのパスと中央からのランで果敢に攻め、防ぎきれなくなったROCBULLから逆転のTDを奪った。




17-19で迎えた最終Q。最後の瞬間まで勝敗はわからない。その差2点、点差が開くか逆転するか、アメリカンフットボールチームの総合力が問われる12分間が始まった。ROCBULLはQB#16本間の放つパスが次々と決まり、一気にパイレーツ陣21Y地点まで突進する。さらにWR#85松浪へのパスで15Y獲得し、ゴールラインまであと3Y。誰もが固唾を飲んで見守るなか、1Y、1Yと進み、3rdダウンで残り1Yをラッシュして逆転のTD。このTFPで2得点を狙うが失敗。しかし残り時間約8分で23-19とROCBULLが再び逆転した。点差は4点。FGでも逆転はないが、タッチダウン1つでまだパイレーツに望みが残った。パイレーツの必死の攻撃も、3rdダウンで放ったパスをLB#52佐藤がインターセプトして攻撃権はROCBULLに移る。

パイレーツ陣33Y地点という好位置からの攻撃で、タッチダウンでも、FGでも決めることができれば、勝利はほぼ間違いない。ゴールラインまで残り25Yと迫り、願いを込めたK/P#10畑木のFGキックは惜しくも外れ、残るは4分。パイレーツはただワンタッチダウンだけを目指して、8回の攻撃をすべてパスで攻める。止まる時計の一方で、ヤードは進む。パイレーツは61Yをパスだけでゲインし、ゴールラインまで残り9Y。QBが自ら5Y走り、残り24秒であと4Y。これを止めればROCBULL、押し込めばパイレーツの勝利が決まる。パイレーツの1投目のパスは失敗。そして2投目のパスはゴールラインを超えて非情にもRBの手にキャッチされた。23-26と、両チームが死闘を尽くしたゲームはパイレーツの劇的な勝利で幕を閉じた。 この敗戦で、ROCBULLは最大の壁、Xリーグ残留を賭けた入替戦を行うこととなる。この日のパイレーツ戦は、勝てる試合だった。あと一歩だった。その悔しさのすべてを、そしてROCBULLの歴史のすべてを賭けて次の戦いに挑むしかない。


written by EGUCHI

NEXT GAMEロックブル?

12月に予定されていた入替戦は
辞退することとなりました。

今シーズンもたくさんの応援、
ありがとうございました。

RECRUIT

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STANDINGS
2008秋季リーグ
CENTRAL
TEAM W L D
DEERS 5 0 0
SEAGULLS 4 1 0
BIG BLUE 3 2 0
LIONS 2 3 0
CREATORS 1 4 0
ROCBULL 0 5 0